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採掘場 |
エンドレス |
地質鉱床
本鉱区古生層のいわゆる三宝山層に属し、石灰石・砂石・硅石・粘板石・千枚石・輝縁凝灰岩等の互層により形成されており、当石灰石鉱床は互層中にレンズ状に発展した鉱床です。一般走向はEW傾斜50。ないし60。Nを示し、単傾構造を呈しています。被覆表土は比較的薄いのですが、頁岩の爽雑層が介在しています。鉱床は幅員最大400m(南北)、延長約1500m(東西を)算し、可採鉱量は3000万トンです。
採鉱
立坑をオアーピンに利用した下向階段式採掘法をクローラドリル、ブルドーザー、ドーザーショベル、ダンプトラックによって採掘しています。月間採掘量は5万トンです。
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ケーブルベルトコンベア |
運搬
立坑よりの鉱石は、小割室を通ってフィンガーゲートにより3トン積鉄製鉱車に積まれ、エンドレスロープ捲方式によって運搬しています。
破砕
エンドレスにより運搬された鉱石は、電動回転チプラにより、30t貯鉱槽に入ります。貯鉱槽下部にはNo,1エプロンフィダーによってグリズリを経てジャイレトリクラッシャで粗砕されます。粗砕された鉱石は2号ベルトコンベアでインパクトクラッシャヘ、ズリグリ下の鉱石は2号エプロンフィダー、1号ベルトコンベアを経て振動篩にかけられ篩上産物はインパクトクラッシャで破砕され、No,2貯鉱槽に、篩下産物はNo,1貯鉱槽へそれぞれ貯石されます。
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ローリー積 |
船積 |
海岸貯鉱出荷
ケーブルベルトコンベアで搬送された石灰石は振動篩を経て各需要サイズに分類し、屋内貯鉱槽、コルゲートビン、屋外集積により貯石され船積設備により海上輸送するか、またはトラック輸送により県内外に出荷されます。
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